「誰がやったのか誰も知らない」スポ少保護者の“見えない仕事”が限界を迎えている

「誰がやったのか誰も知らない」スポ少保護者の“見えない仕事”が限界を迎えている

卒団アルバムを1か月かけて作っても、「誰が作ったのか」誰も知らない

スポ少やミニバスの保護者をやっていると、時々むなしくなる瞬間があります。

卒団式の日。

子どもたちは嬉しそうにアルバムを開いている。

保護者たちも「すごーい!」と言っている。

でも、そのアルバムを誰が作ったのか、実はほとんど誰も知らない。

1000枚以上の写真を見返して、使える写真を選んで、画質を調整して、名前を確認して、Canvaで何十時間も編集して、夜中までレイアウトを修正していた人がいる。

でも完成すると、「チームからもらったアルバム」という扱いになる。

悪気はないんです。

ただ、見えていない。

スポ少には“誰にも見えない仕事”が大量にある

外から見ると、スポ少って「土日に応援しているだけ」に見えることがあります。

でも実際は全然違う。

配車。

出欠確認。

LINE連絡。

会計。

動画編集。

卒団制作。

当番表。

遠征調整。

体育館予約。

差し入れ調整。

しかも厄介なのが、その多くが“家で一人でやる作業”だということです。

だから、周りから見えない。

例えば卒団動画。

「あの動画よかったね」で終わる。

でも実際は、

毎試合スマホで撮影。

ブレた動画を整理。

子どもの名前確認。

BGM調整。

動画編集ソフト格闘。

書き出しエラー。

夜中2時まで修正。

そんな作業を何週間も続けていることがある。

でも完成すると、“なんか自然に出てきたもの”みたいになる。

一番怖いのは、「仕事が偏っていること」に周囲が気づいていないこと

ここなんです。

スポ少の一番怖いところ。

負担が偏っていることに、周囲が気づいていない。

代表も知らない。

他の保護者も知らない。

場合によっては、もらった本人すら知らない。

なぜか。

全部、水面下で処理されるからです。

LINEで「了解です!」と返している裏で、誰かがずっと調整している。

試合動画が流れる裏で、誰かが毎回撮影している。

卒団アルバムの裏で、誰かが夜中に一人で編集している。

でも、その作業って、表に出ない。

だから「そんなに大変だと思わなかった」が起きる。

“できる人”に仕事が吸い込まれていく

スポ少って、能力がある人ほど危ないです。

動画編集できる。

デザインできる。

LINE整理できる。

文章作れる。

調整が上手い。

すると、自然に仕事が集まる。

しかも本人も、「子どもたちのためだから」と頑張ってしまう。

これ、本当にある。

最初は善意なんです。

でも気づくと、

「またお願いしていい?」

「○○さん詳しいから」

「○○さんのほうが上手だから」

で、どんどん集中する。

しかも、やる人ほど責任感が強いから、途中で投げづらい。

結果、“静かに疲弊する”。

感謝されないわけじゃない。でも、“理解”はされない

ここ、かなり重要です。

別に、誰も感謝していないわけじゃない。

「ありがとうございます」

「助かります」

言ってくれる人もいる。

でも、本当の作業量は理解されない。

例えば、アルバム。

見る側は10分。

でも作る側は1か月。

動画もそう。

3分で流れる映像の裏に、何十時間もある。

でも、その苦労は完成すると見えなくなる。

だから作る側だけが、「いや、これマジで大変だったんだけど…」を抱えたまま終わる。

“好きでやってるんでしょ”空気が一番危ない

スポ少で一番危険なのはこれかもしれません。

できる人に対して、

「得意だからやってる」

「好きなんじゃない?」

「向いてるから」

みたいな空気になること。

いや、違う。

本当は単純に、“やる人がいないからやってる”ケースもかなり多い。

でも、頑張る人ほど表で愚痴を言わない。

だから周囲は気づかない。

これが積み重なると、ある日突然、役員が消えます。

本当にある。

急に来なくなる。

LINE返信が止まる。

引き継ぎだけして終わる。

表向きは「忙しくて」。

でも実際は、かなり前から限界だったりする。

本当は、みんな少しずつ助けられる

スポ少って、「やる人」と「やらない人」に分かれて見えることがあります。

でも実際は、単純じゃない。

仕事で余裕がない家庭もある。

下の子が小さい家庭もある。

介護している家庭もある。

人前に出るのが苦手な人もいる。

だから全部を平等にするのは難しい。

ただ、それでも、「見える化」はできると思うんです。

誰が何をやっているのか。

どこに負担が集中しているのか。

これが少し見えるだけでも、空気はかなり変わる。

ClubCore(倶楽部コア)を使おうと思った理由

こういう世界って、実際に保護者をやらないと分からないです。

配車もそう。LINE地獄もそう。卒団制作もそう。

一番しんどいのって、“見えない管理”なんです。

誰が動いているのか。誰に負担が集中しているのか。誰がまだ返信していないのか。

全部、頭の中で管理している人がいる。

しかも、その苦労って、意外と誰にも見えない。

頑張って当たり前。回って当たり前。

でも実際は、誰か一人が、毎日ずっと気を張って回している。

配車表を作る人。既読を追う人。返事が来ない家庭に連絡する人。忘れ物や当番を確認する人。

卒団アルバムの写真を何百枚も整理する人。動画を作る人。気まずくならないように言葉を選ぶ人。

スポ少やミニバスって、子どものための活動に見えるけど、裏側は“保護者の運営力”で成り立っている部分がかなり大きい。

でも、その管理は今でも、LINE、個人メモ、スクショ、紙、頭の記憶、

こういう“人力”に依存していることが多いです。

だからClubCore(倶楽部コア)は、単なる「管理アプリ」じゃないところがいい。

本当に欲しかったのは、「頑張る人だけが潰れていく構造」を少しでも減らせるものでした。

誰か一人の気合いや犠牲で回るんじゃなくて、

「誰が見ても分かる」

「途中からでも引き継げる」

「特定の人だけが抱え込まない」

そういう状態に少しでも近づけたかった。

実際、保護者の世界って、

表ではみんな“協力してます”という空気でも、

裏では、

・毎回同じ人に仕事が集まる

・断れない人が抱え込む

・気を遣える人ほど消耗する

・できる人ほど便利屋化する

こういうことが普通に起きます。

しかも、それを言うと「空気を悪くする人」みたいになる。

だから、多くの人は黙って耐える。

でも、その構造のままだと、続けられる人が減っていく。

結果として、

運営そのものが回らなくなる。

ClubCore(倶楽部コア)は、

そういう“現場のしんどさ”を実際に経験したからこそ、

「こういうのがあったら助かるのに」

という感覚から使いたいと思ったものです。

単なるDXとか、

効率化とか、

そういう綺麗な言葉だけじゃない。

「もう限界…」

ってなったことがある人間だからこそ、

必要だと思ったものです。

最後に

スポ少って、子どもたちの思い出の場所なんです。

でも、その裏では、名前も出ず、評価もされず、静かに支えている保護者がいる。

卒団アルバム。

卒団動画。

配車。

LINE管理。

完成した時には、“自然に存在しているもの”みたいに見える。

でも、本当は誰かが時間を削って作っている。

だからせめて、「なんか誰かがやってくれてる」ではなく、「誰かが支えてくれている」を、少しだけでも想像できるチームであってほしい。

そう思います。

あなたのチームではどうですか?

スポ少・少年団・クラブチームで実際にあった出来事や、保護者として感じていることを匿名で教えてください。ClubCoreブログの記事づくりの参考にさせていただく場合があります。

※個人名・チーム名・学校名など、個人や団体を特定できる情報は入力しないでください。

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