「俺たちだけ毎朝6時半集合ってマジ?」スポ少のテント設営・グラウンド作りが“いつものパパ”の専売特許になる理由と抜け出し方

目次
週末の夜明け前、グラウンドに集いし「いつものメンバー」たちの悲哀
「あれ、今日もまたこの4人ですか?」――まだ太陽すらベッドの中で二度寝をキメ込んでいる午前6時半、冷たい風が吹きすさぶグラウンドに響くのは、もはや家族より顔を合わせているかもしれない戦友たちの乾いた笑い声です。
子どもたちの試合開始は9時からだというのに、なぜか我々だけが眠い目をこすりながら、巨大なテントと格闘する運命を背負わされています。
メジャーやベース、ラインカーなどといった神器を駆使し、まるで古代遺跡の謎を解き明かすかのごとく真剣にグラウンドを作る我々の姿は、もはやアスリートよりもストイックかもしれません。
そして試合開始の10分前、「おはようございまーす!」と爽やかな笑顔でコーヒー片手に登場する他の保護者たちを前に、顔を引きつらせながら「お、おはよう……(俺の魂はすでに3割ほど削られているがな)」と返すのが、我々「いつものメンバー」のモーニングルーティンなのです。
「手伝える人がやる」というチームのルールが最も危険である理由
なぜこんな不公平な修行僧のような生活が続くのかといえば、その元凶は「手伝える人がやる」という、一見するとマザー・テレサも涙しそうなほど美しいルールのせいと言わざるを得ません。
このフワッとしたシステムは、結局のところ「責任感の強い人間が無限にタダ働きする」という恐ろしいブラックホールを生み出してしまうのです。
最初のうちは「まあ、早起きしたし手伝うか」くらいの軽い気持ちだったはずが、いつの間にか「あの人がいるから大丈夫でしょ」という見えないプレッシャーに変換され、特定の保護者に負担がズシリと偏るメカニズムが完成します。
グラウンド作りに最低3名程度の人手が必要とされる中、常に同じ3〜4人が駆り出されるこの現象は、もはや「スポ少界のイリュージョン」と呼んでも過言ではありません。
なぜ他の親は手伝わないのか?「あのパパたち、好きでやってるんでしょ」という残酷な誤解
ここで、「なぜ他の親は手を差し伸べてくれないのか、彼らには血も涙もないのか?」と疑問に思うことでしょう。
しかし、彼らを悪魔の使いだと決めつけるのは早計であり、実は彼らの頭の中には「あのパパたち、アウトドアが好きで自ら進んでテントを張ってるんでしょ?」という、あまりにも残酷で無邪気な誤解が渦巻いているのです。
私たちがペグを打ち込みながら見せる必死の形相は、彼らの目には「休日に趣味を謳歌するキャンパーの恍惚とした表情」に変換されてしまっています。
テント組み立て職人や、白線引きの魔術師として勝手に神格化されてしまうと、一般の保護者は「素人の私が手を出したら、彼らの神聖な儀式を邪魔してしまう」とすら遠慮してしまう始末なのです。
テント組み立て職人・白線引きの魔術師からの卒業:角を立てずに当番制を提案する3つのステップ
このままでは、子どもが卒団する頃にはテント設営のプロとして起業しかねないので、角を立てずに当番制を導入し、職人からの卒業を果たすための具体的な3つのステップを実践してみましょう。
ステップ1:見えない仕事を「見える化」する魔法の言葉を放つ
まずは、試合直前にやってきた保護者たちに「実はこのテント、俺の念動力で建ったわけじゃなくて、3人がかりで1時間前からやってるんですよ〜」と、爽やかな笑顔とともに軽いジャブを放ちましょう。
「えっ、そうだったんですか!?」と彼らが驚愕の事実を知ることで、ようやく「手伝わない悪気ゼロの人々」から「事情を理解した人々」へと進化してくれます。
ステップ2:マニュアル化で「誰でもできる」をアピールする
次に、「俺たちにしかできない神業」だと思われている設営作業を、「実はチンパンジーでも(言い過ぎました、誰でも)できる簡単な作業なんです」と説明します。
設営の手順を簡単なメモや動画にして共有し、「この通りにやれば、あなたも今日から白線引きの魔術師になれますよ」と、ハードルをマリアナ海溝よりも低く設定してあげるのがコツです。
ステップ3:「みんなでやれば一瞬で終わる」という夢の提案をする
最後に、「少人数でやると早朝から地獄を見ますが、当番制にして毎回違うメンバーでやれば、みんなの負担も減って最高じゃないですか?」と、極めて論理的かつハッピーな提案を全体会議で切り出します。
先進的なチームでは専用倉庫を活用して運搬の手間を省くような神対応もあるそうですが、まずは「手伝える人」ではなく「〇〇班がやる」という明確な分担ルールを作ることが、地球に平和をもたらす第一歩なのです。
「見えない仕事」を可視化して、誰もが気持ちよく応援できるチーム作りを
しかし、いざ当番制を導入しようとしても、いつものLINEグループでは「既読スルーの嵐」というお約束の絶望が待っているかもしれません。
そんな「誰が設営に来るのか全く分からない闇鍋状態」を避けるために、ClubCoreのようなチーム管理ツールを使って設営担当の出欠をサクッと可視化してみるのも、賢い現代人の知恵というものです。
スマホをポチッとするだけで「あ、今日は山田さんと佐藤さんが設営班だな」と一目でわかれば、特定の親への負担の偏りを防ぐことができ、心に余裕が生まれます。
善意に頼るシステムは美談になりがちですが、本当に美しいのは「誰か一人が犠牲にならない公平なシステム」ですので、今週末からはぜひ「脱・いつものパパ」を目指して、笑顔で我が子を応援できる環境をみんなで作っていきましょう!
あなたのチームではどうですか?
スポ少・少年団・クラブチームで実際にあった出来事や、保護者として感じていることを匿名で教えてください。ClubCoreブログの記事づくりの参考にさせていただく場合があります。
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